山野塾その2(VGSとLSDの相性)

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先日直メールにて下記の質問を受けました。

「無限のLSDはVGS不可と書いてあって理由は危険だからとのコトですがどんなものか?」

ウミガメ号はVGSでLSD(クスコ製)を付けたので・・・質問が来ました。

で、昨日実際に限界走行&山野プロに直接聞いてみました。

私の感想:機械式LSDを入れることにより危険どころかひじょうに安定した走行となりました。
     雨での感想ですがリアをわざと滑らせると純正デフだと結構グリップの戻りが早くそれが
     逆にオツリになりスピンするケースが今まで多かった。
     LSDを入れたらアクセルコントロールでリアの戻りを調節できるようになったのでそれが
     安定感になっている(ような気がする・・・)


山野プロの意見:ホンダが世に送り出したVGSはとてもすばらしい技術だ。
     ただクイックなハンドリングのため一般ユーザーにはイザという危険回避の場面などの
     ときのためにわざとそのクイックさを純正デフやスタビライザー、足回りで逃している。
     だれでも危険のない方向性にふっている。
     クイックなのにクイックでない・・・ひじょうにバランスが悪い状態(あくまでもサーキット
     走行を想定した場合)である。
     私(山野さん)の考えはクイックに対応するように足周りやスタビ、デフなんかを変え
     より「ピクピク動く」仕様がお勧めとのコト。
     その証明としてエクスモーション号(山野さんのちょっと前のデモカー、S2000
     インサイドデイで人間パイロンをクルクル回ってたヤツ)はVGSに無限の2Wayの
     LSDを入れているとのこと。(対応可じゃん?)
     
ついでにLSDの1Wayや2Way,1.5Wayの違いやお勧めをおうかがいしたところ
 
「あまり気にしてないしそんなに変わらないんじゃない?」とのご意見!!

パーツではなくあくまで「腕」でクルマを自在に操る山野さんにとってみては何でもいいのかも??

VGSの皆さん、、、参考になりましたか?

明日は山野プロに聞いたGTウイングの必要性をUP致します。